こんにちは。理学療法士の立花です。
本日は「腰痛はマッサージで治るのか?」をテーマにお話をしていきたいと思います。
布団やベットにいる時間が長いと、腰痛になりやすい
まず、寝たきりだと腰痛になりやすいです。
理由として
筋力の低下:
寝たきりの状態では、長期間にわたって運動や身体活動が制限されるため、筋力が低下してしまいます。特に背中や腹部の筋肉が弱くなります。この筋力の低下によって、腰部の安定性が低下し、腰への負担が増えることがあります。姿勢の変化:
寝たきりの状態では、長時間同じ姿勢を維持することが多いです。例えば、仰向けで寝たまま過ごす場合、腰部に負担がかかりやすくなります。また、体圧分散がうまくいかず、特定の部位に圧力がかかり続けることもあります。骨密度の低下:
寝たきりの状態では、運動不足や日光の不足により、骨密度が低下することがあります。特に、骨に圧縮ストレスがかからないため、骨を強くしようとする作用が働きづらくなります。骨密度の低下は、腰椎の骨折などを引き起こしやすくなり、それに伴って腰痛が生じる可能性があります。圧力潰瘍:
寝たきりの状態では、特に腰部や仙骨周辺の皮膚が圧力によって損傷を受けやすくなります。このような圧力潰瘍が生じると、痛みや炎症が発生し、腰痛となることがあります。
腰痛に対するマッサージ効果は?
腰痛に対するマッサージの効果として
筋肉の緩和:
マッサージによって筋肉がほぐされると、筋肉の緊張が解消されます。筋肉の緊張が軽減されることで、腰部の痛みや不快感が軽くなる場合があります。血液循環の促進:
マッサージによって腰部の血液循環が促進されます。血液の循環が良くなることで、酸素や栄養が筋肉や組織に効率よく供給され、炎症や痛みの軽減に寄与する可能性があります。神経の緩和:
マッサージは神経組織にも効果を与えることがあります。筋肉の緊張が解消されることで、神経への圧迫や刺激が軽減され、痛みの軽減につながる場合があります。リラクゼーション効果:
マッサージはリラクゼーションを促す効果があります。心地よい刺激や触れ合いを受けることで、身体や心の緊張が解け、腰痛に伴うストレスや不安が軽減される可能性があります。
しかし、上記に挙げた通り、寝ている時間が長いために生じる腰痛の原因全てに対応できているわけではありません。
そのため、ベッド上にいる時間が長い人の腰痛に対しては、マッサージ➕αが必要になります
マッサージと併用して行うべき腰痛対策は?
筋力の低下
姿勢の変化
骨密度の低下
圧力潰瘍
の根本解決にはなりません。
そのため、➕αのリハビリテーションが必要となります。
リハビリテーションは専門的な知識・専門的な技術を必要とします。
そのため、従来の訪問マッサージでは難しくなってしまいます。
訪問リハビリマッサージ
当院は、あん摩マッサージ指圧師の施術に、理学療法士によるサポートがついております(無料)。
また、施術担当者とサポート理学療法士が利用者様の状態を共有、相談していくことで、より良いサービスを提供することができる体制を作っております。
機能回復・改善に定評がありますので、
・もう少し楽に動けるようになりたい
・一人で安全に移動できるようになりたい
などの希望がある場合は、一度お問合せください。