こんにちは。理学療法士の立花です。
本日は
「転ばない歩き方と、転倒予防のためのトレーニング方法」についてお伝えします。
転ばない歩き方のポイント
転ばない歩き方にはいくつかのポイントがあると言われています。
歩幅を調整する:歩幅が広すぎるとバランスを崩しやすく、狭すぎると足が絡みやすくなるので、適度な幅を保つようにしましょう。
歩調を整える:ゆっくりとしたリズムで歩くことで、バランスを崩しにくくなります。
視線を前方に向ける:地面ばかり見ていると、つまずきやすくなるので、前方を見て歩くようにしましょう。
適切な靴を選ぶ:歩きやすく、滑りにくい底のある靴を履くことで、転倒のリスクを減らすことができます。
歩く場所に注意する:歩道や階段、凸凹した路面など、歩く場所に注意して歩くことで、転倒のリスクを減らすことができます。
荷物のバランスを取る:荷物が重たく片方に偏ってしまうと、バランスを崩しやすくなるので、荷物のバランスにも注意しましょう。
しかし、意識しすぎると歩き方はぎこちなくなってしまいますよね?
靴の選択や歩く場所などは歩く前に意識できますが、
・歩幅
・歩調
を無意識下でバランスよく調整するためには、
関節がスムーズに動く可動域
筋力
が必要になります。
関節がスムーズに動くようにするためのマッサージ
身体の筋肉や関節の緊張を緩和することにより、関節可動域が拡大します。その方法として、マッサージが簡便で効果的です。
関節可動域とは、関節を動かすことができる範囲のことであり、これが狭くなると身体の動きに制限が生じ、生活の質が低下することがあります。
また、マッサージによって、血液循環やリンパ液の流れが促進され、筋肉や関節に必要な酸素や栄養素が十分に供給されるため、身体の機能が改善されることも関節可動域の拡大につながります。
ただし、関節可動域を拡大、そして維持するためには、マッサージだけでは不十分です。その「可動域」を動かすための筋力や、学習が必要になります。ストレッチや運動なども併せて行うことが重要です。関節可動域を拡大することで、身体の柔軟性やバランス感覚が向上し、転倒予防につながることが期待されます。
転倒予防のためのリハビリ
転倒予防のためのリハビリには、以下のようなものがあります。
筋力トレーニング:特に下半身の筋肉を強化することで、歩行や立ち上がりの安定性が向上し、転倒リスクを減少させることができます。また、バランス感覚を向上させるためのトレーニングも有効です。
歩行訓練:その人にあった歩行姿勢を維持するための訓練や、障害物を避ける訓練など、実際に歩行する場面でのトレーニングが重要です。
視覚訓練:視覚情報を活用したトレーニングを行うことで、バランス感覚を向上させることができます。例えば、目をつぶって片足立ちをするトレーニングなどが有効です。
環境改善:転倒しにくい環境を整えることも重要です。床の滑り止めや手すりの設置、家具の配置など、身の回りの環境を見直し、転倒リスクを低減させることができます。
薬物治療の見直し:薬の副作用によって転倒リスクが高まることがあるため、必要な薬物治療の見直しを行うことも重要です。
転倒しそうで外出できない方は、訪問マッサージを
当院の訪問マッサージは
・あんまマッサージ指圧師
・理学療法士
がチームで行うため、本当の意味でも
「訪問リハビリマッサージ」となります。
・転ぶのが怖くて外出できない
・外出できても今にも転びそう
という方
転んでしまってからでは遅いです。
わたしたちに身体づくりをお任せください。
*募集を停止させていただいていた
「妙典・行徳・南行徳」エリアの訪問マッサージが対応可能になりました。
対応可能な人数も限られていますが、ご希望の皆様に訪問マッサージを提供できるように尽力していきます。
当院の訪問マッサージは「理学療法士」もサポートしております。
そのため、機能回復・向上に特化した訪問リハビリマッサージとなっております。
訪問マッサージは
「あん摩マッサージ指圧師」が施術します。
当院では、リハビリ専門職である「理学療法士」が姿勢のチェックや関節可動域の確認などの身体機能を評価しに伺います。
あん摩マッサージ指圧師と理学療法士がチームで行うため、機能回復に特化した「訪問リハビリマッサージ」になります。
・制度がよくわからない…
・医師の同意書って?
などわからないことも多いと思いますので、お気軽にご相談ください。
機能回復を目指す皆様のサポートをさせていただけますと嬉しいです。